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思考する世論

とりあえず、単位は落とさなかった模様。つかダメだと思ってた教科でAとって、出来たと思ってた教科でCとはこれいかに。

◇読書メモ

○獄中記その2

表題の「思考する世論」っていうのは佐藤優が本の中でよく使う言葉なんですけども、そういうからには当然「思考しない世論」ていうのが存在するわけで、この人に言わせるといわゆる「世論」てものの大多数は「思考しない世論」ってことになるんだと思います。まぁ確かにこの人くらいになると、政治的にも論理的にも一貫性を持たない「世論」なんてものは信用に値しないのかもしれません(この本を読んでいる限り、この人は専門分野についてはその分野のエリートが動かしていくのが理想だと考えていると思います。つまり一般大衆が外交などに口を出すべきではない、ということ)。そこでふと思うのが自分はどっちの「世論」かなぁということ。ホントは「思考する世論」でいたいけれども、実際のところは「思考したいけど能力不足で思考しきれていない世論」って程度だと思います。少なくとも「思考しない世論」ではない、という自負はありますが。とりあえずどうやったら「思考する世論」になることが出来るか、というのがこれからの課題の一つかなぁ。

○官邸崩壊

アマゾンの書評では好評のこの本ですが、誤解を恐れずに言えば、上の例に例えるとこの本は「思考しない世論」向けの本だと思います。「失敗学」の一例としては確かにいい本かもしれません。「安倍ちゃんとその取り巻きはダメなやつばっかりだなぁ」と思うのにもいい本だと思います。単なるドキュメンタリーだと思えば十分読めます。ただ「第一次安倍内閣の総括本」としては三流本かなと(個人的にはこちらを期待してました。まぁ期待の仕方が間違ってたのかもしれません)。まぁ総括にも値しない内閣だった、と言われてしまえばそれまでなんですが、書いてあるのは安倍内閣の人間模様がほとんどで、政治的意義ってやつについては全く書かれていないに等しいと思います(最後のほうでちらっとだけ書いてあるような気もするけど、とても的を得ているとは思えない)。かといって安倍晋三という人や、他の閣僚の人間性について書ききれているか、というとそれも怪しいと。たぶんこの本を読んだ人は「安倍内閣ってひどい内閣だなぁ。早くやめさせないといけないなぁ」と思うだけで、それ以上の感想を持たないんじゃないかなぁ。それで作者の意図としては十分、ということならずいぶんと間抜けな意図で本を書いてるなぁと思う。まぁ小泉→田中真紀子ときてこの本だから、単に世間受けするネタで書いてるだけなのかもしれないけど、それならそれでもう少し面白い切り口で書けなかったものかねぇ、と思ってしまうのです。

あと他の本を読んでないのでなんともいえませんが、この人相当の小泉好きだと思います。そういう視点がどこかこの本全体に不自然さを与えているのかもしれません。やっぱり他の本も読んで見ないことにはこれはなんとも言えないか。小泉純一郎っていう人間に作者が強い関心を持っているのは確かだとは思うんですが。
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